UFC on ESPN+30:第2試合・ダヴィ・ハモス vs. アルマン・ツァルキャン

ライト級。

ADCC王者のグラップラー・ハモスはUFC初戦こそ柔術世界王者のセルジオ・モラエスと階級上のウェルターで対戦し、打撃戦で判定負けしたが、そこから3連続チョークでの一本勝ちを含む4連勝。しかし、前回はヌルマゴの同門イスラム・マカチェフに打撃を入れられる展開で、グラウンドでも下からの仕掛けが防がれて判定負け。

ツァルキャンもUFCデビュー戦でイスラム・マカチェフと対戦し、グラップリング勝負に持ち込み健闘したが判定負け。2戦目はTUF Nations準優勝のオリヴィエ・オウビン・メルシェにテイクダウン→押さえ込みで判定勝ち。しかし、テイクダウンしても極めやパウンドがなく固めるだけで地味な内容だった。まだ23歳。

パンチで出るハモス。ツァルキャンバックキック。さらに飛び込んでワンツー。ハモスまたパンチで出るとニータップでテイクダウン狙い。倒せずすぐ離れた。組んだハモスが大外刈りでテイクダウンを狙ったが、投げ返され下に。ガードから錯覚。外してパウンドを入れるツァルキャン。ハモスがオモプラッタを狙ったが、また腕を抜かれてパウンドを落とされる。ツァルキャン密着しつつコツコツ殴る。ハモスが下から仕掛けようとすると、立ち上がって強いパウンドを一発入れ離れるツァルキャン。スタンドに。残り30秒。距離を取り前蹴りを入れるツァルキャン。ホーン。

1Rツァルキャン。

2R。ハモスが出るが、ツァルキャンはバックキック、バックブローを入れていく。ワンツー。ワンツーミドル。間合いに入れないハモスは飛び膝から組み付こうとしたが失敗。距離を取り、追いかけてくるハモスにパンチを入れるツァルキャン。虚を突いてタックル。きれいにテイクダウン。しかしハモスは足に絡んで足関。ツァルキャンすぐに抜いて立つ。立ち際にタックルに入ったハモスだが引き剥がされる。ツァルキャンのカーフキック。効いてる。残り1分。ハモス疲れたのかガードを下げている。ハモスがじわじわ出るところに打撃を入れるツァルキャン。またタックル。シングルレッグ。こらえたハモスだが、離れ際にハイを入れたツァルキャン。ホーン。

2Rもツァルキャンか。

3R。間合いを詰めてパンチを入れるハモス。ツァルキャン下がるが追いかけてパンチがヒット。タックルに入るツァルキャンだが下がりながらなので切られる。逆にハモスがタックルに入ったがこれも切られた。ハモスがパンチで出るが、距離を取られて空振りになる。逃げられることにイラついたのか、ガードを下げて挑発するハモス。サークリングして距離を取り続けるツァルキャン。捕まえられないハモス。ツァルキャン左ハイ。ツァルキャンのワンツーがヒット。ハモスのパンチはバックステップしてかわす。タックルで飛び込むが距離がありすぎて切られる。ハモスが顔面をカットしておりドクターチェック。再開。ハモス四つに組んでテイクダウンを狙うが倒せず。ツァルキャンがケージに押し込む。最後の逆転を狙いギロチンで引き込んだがサイドを取られていて決まらず。ガードに戻したが、ツァルキャン立って離れる。ハモス飛び蹴り。タイムアップ。

判定30-27×2、29-28の3-0でツァルキャン勝利。

ハモスは距離を取るツァルキャンを最後まで捕まえられず。ツァルキャン、今回も倒しに行く試合ではなかったものの、終始危なげなく完勝。

タイトルとURLをコピーしました